ドメイントハ?インターネットでWebサイトを見たり、メールを送ったりするとき、私たちは example.com のような「ドメイン」を当たり前のように使っています。 しかし、そのドメインがどのような仕組みで成り立ち、どんな役割を持っているのかを詳しく知る機会はあまり多くありません。 本記事では、ドメインとは何かという基本から、IPアドレスとの関係、ドメイン名の構造などを解説します。目次ドメインとは?ドメインとIPアドレスの関係ドメイン名のしくみドメインを使うと何ができる?ドメインは誰のもの?まとめ■ 1. ドメインとは?◇ ドメインは「インターネット上の場所の“名前”」ドメインとは、インターネット上の場所を示すための“名前”のようなものです。 インターネット上のコンピューターは、「IPアドレス」という数字の組み合わせによって、接続先となるコンピューターの場所を特定しています。 しかし、IPアドレスは例えば「192.168.10.100」のような数字の並びで表されるため、人が覚えたり利用したりするには分かりにくいという問題があります。そこで、人が分かりやすく利用できるように付けられているのが「ドメイン」です。ドメインは、IPアドレスを、人に“分かりやすい名前”として表すための仕組みです。 私たちが普段目にするURLとメールアドレスでは、以下の部分がドメインとなります。URLの場合: https://www.example.com/ ※「https://www.」以降から「/」までの間の部分 メールアドレスの場合: info@example.com ※「@」の部分ドメインは会社、組織、団体、また個人でも取得することができます。 例えばGoogle社であれば google.com というドメインを取得しており、日本WHO協会であれば japan-who.or.jp というドメイン名を取得しています。そのドメインを見ることで、どの会社や組織に関係するものかを分かりやすく識別できます。 ■ 2. ドメインとIPアドレスの関係◇現実世界で例えると・・・インターネット上のコンピューターは、接続先となるコンピュータの場所をIPアドレスで特定するため、IPアドレスは「インターネット上の住所」とよく例えられます。 しかし、現実世界で例えると、人は建物の住所や番地はあまり覚えておらず、「○○ビル」みたいな名前で覚えることが多いと思います。 インターネットも同じで、コンピュータが使う住所(IPアドレス)があり、人が覚えやすい名前としてドメインがあります。 ◇ ドメインをIPアドレスに変える仕組みがDNSドメイン名からインターネット上のコンピューターの場所を特定するには、ドメイン名からその住所にあたるIPアドレスを調べる必要があります。 そこで登場するのが DNS(Domain Name System:ドメインネームシステム) という仕組みです。 DNSは、ドメイン名をIPアドレスに変換してくれるシステムです。 DNSは、以下のような流れでドメイン名をIPアドレスに変換しています。 ① ユーザーが「example.com」というドメイン名を検索する ② DNSがドメイン名のIPアドレス(住所)を調べる ③ IPアドレスで、インターネット上の場所を特定し接続する このように、DNSがドメインをIPアドレスに変換してくれることで私たちは目的のサイトなどを参照することができるようになっています。■ 3. ドメイン名のしくみ◇ 右側ほど“大きな分類”になるドメインはドット(.)で区切られています。右に行くほど大きな分類となっていきます。 それぞれの分類は以下のように構成されています。 トップレベルドメインドメインの一番右側にある部分で、インターネット上の最も大きな分類を表します。国や用途ごとに種類があります。例:jp(日本のドメイン)com(企業・商用サイトでよく使われる)org(団体などでよく使われる)セカンドレベルドメイントップレベルドメインの左側にあり、組織の種類や用途を表す分類です。日本のドメインでは、会社や団体の種類を示すことがあります。例:co.jp(企業)or.jp(法人・団体)ac.jp(大学など教育機関)サードレベルドメイン企業・組織名やサービス名などを表すことが多い分類です。例:docomo.ne.jpjapan-who.or.jpサブドメインドメインのさらに左側に追加される分類で、同じドメインの中でサービスや用途を分けるために使われます。www.example.co.jp(Webサイト用)shop.example.co.jp(ショップ用)mail.example.co.jp(メール関連)■ 4. ドメインを使うと何ができる?◇ Webサイトを公開できるドメインがあると、そのドメインでWebサイトを見られるようにするができます。 会社やお店の公式サイトで独自ドメインが使われるのは、覚えやすく、信用にもつながりやすいからです。 例えば、当ホームページのドメインは sendmagic.jp となりますが、ドメイン名を見るだけで、どのような会社のホームページなのかイメージしやすくなっていると思います。◇ メールアドレスを作れるメールアドレスの @ の右側もドメインです。 例:info@example.comこの場合、example.com がドメインです。ドメインがあるとメールは、 ・会社・組織としての見た目が整う ・メール運用(部署別・用途別)を作りやすいといったメリットがあります。■ 5. ドメインは誰のもの? ◇ ドメインは「早い者勝ちで借りる」イメージドメインは、会社、組織、団体、また個人であっても取得できるものです。 ドメインは現在世の中で使われていない名前を申し込んで使います。先にドメインが使われている場合は取得できません。なお、土地の所有のように“永久にその人のもの”ではなく、利用料を払いながら使い続けるイメージです。 更新をしないと、Webサイトが見られないメールが届かない/送れないなどの問題につながることがあります。 会社・組織で使う場合は、更新管理がとても大切です。■ 6. まとめドメインとは、インターネット上の住所を分かりやすい名前で表したものです。 コンピューター同士は本来「IPアドレス」で通信しますが、人が覚えやすいようにドメインが使われています。 また、ドメイン名を入力すると、DNS(ドメインネームシステム)がそのドメインに対応するIPアドレスを調べ、目的のコンピューターへ接続できるようにしています。
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ドメインとは?
最終更新日:
2026年3月10日ドメイントハ?
インターネットでWebサイトを見たり、メールを送ったりするとき、私たちは example.com のような「ドメイン」を当たり前のように使っています。
しかし、そのドメインがどのような仕組みで成り立ち、どんな役割を持っているのかを詳しく知る機会はあまり多くありません。
本記事では、ドメインとは何かという基本から、IPアドレスとの関係、ドメイン名の構造などを解説します。
目次
■ 1. ドメインとは?
◇ ドメインは「インターネット上の場所の“名前”」
ドメインとは、インターネット上の場所を示すための“名前”のようなものです。
インターネット上のコンピューターは、「IPアドレス」という数字の組み合わせによって、接続先となるコンピューターの場所を特定しています。
しかし、IPアドレスは例えば「192.168.10.100」のような数字の並びで表されるため、人が覚えたり利用したりするには分かりにくいという問題があります。
そこで、人が分かりやすく利用できるように付けられているのが「ドメイン」です。ドメインは、IPアドレスを、人に“分かりやすい名前”として表すための仕組みです。
私たちが普段目にするURLとメールアドレスでは、以下の部分がドメインとなります。
URLの場合: https://www.example.com/
※「https://www.」以降から「/」までの間の部分
メールアドレスの場合: info@example.com
※「@」の部分
ドメインは会社、組織、団体、また個人でも取得することができます。
例えばGoogle社であれば google.com というドメインを取得しており、日本WHO協会であれば japan-who.or.jp というドメイン名を取得しています。そのドメインを見ることで、どの会社や組織に関係するものかを分かりやすく識別できます。
■ 2. ドメインとIPアドレスの関係
◇現実世界で例えると・・・
インターネット上のコンピューターは、接続先となるコンピュータの場所をIPアドレスで特定するため、IPアドレスは「インターネット上の住所」とよく例えられます。

しかし、現実世界で例えると、人は建物の住所や番地はあまり覚えておらず、「○○ビル」みたいな名前で覚えることが多いと思います。
インターネットも同じで、コンピュータが使う住所(IPアドレス)があり、人が覚えやすい名前としてドメインがあります。
◇ ドメインをIPアドレスに変える仕組みがDNS
ドメイン名からインターネット上のコンピューターの場所を特定するには、ドメイン名からその住所にあたるIPアドレスを調べる必要があります。
そこで登場するのが DNS(Domain Name System:ドメインネームシステム) という仕組みです。
DNSは、ドメイン名をIPアドレスに変換してくれるシステムです。
DNSは、以下のような流れでドメイン名をIPアドレスに変換しています。
① ユーザーが「example.com」というドメイン名を検索する
② DNSがドメイン名のIPアドレス(住所)を調べる
③ IPアドレスで、インターネット上の場所を特定し接続する
このように、DNSがドメインをIPアドレスに変換してくれることで私たちは目的のサイトなどを参照することができるようになっています。
■ 3. ドメイン名のしくみ
◇ 右側ほど“大きな分類”になる
ドメインはドット(.)で区切られています。右に行くほど大きな分類となっていきます。

それぞれの分類は以下のように構成されています。
トップレベルドメイン
ドメインの一番右側にある部分で、インターネット上の最も大きな分類を表します。国や用途ごとに種類があります。
例:
jp(日本のドメイン)
com(企業・商用サイトでよく使われる)
org(団体などでよく使われる)
セカンドレベルドメイン
トップレベルドメインの左側にあり、組織の種類や用途を表す分類です。
日本のドメインでは、会社や団体の種類を示すことがあります。
例:
co.jp(企業)
or.jp(法人・団体)
ac.jp(大学など教育機関)
サードレベルドメイン
企業・組織名やサービス名などを表すことが多い分類です。
例:
docomo.ne.jp
japan-who.or.jp
サブドメイン
ドメインのさらに左側に追加される分類で、同じドメインの中でサービスや用途を分けるために使われます。
www.example.co.jp(Webサイト用)
shop.example.co.jp(ショップ用)
mail.example.co.jp(メール関連)
■ 4. ドメインを使うと何ができる?
◇ Webサイトを公開できる
ドメインがあると、そのドメインでWebサイトを見られるようにするができます。
会社やお店の公式サイトで独自ドメインが使われるのは、覚えやすく、信用にもつながりやすいからです。
例えば、当ホームページのドメインは sendmagic.jp となりますが、ドメイン名を見るだけで、どのような会社のホームページなのかイメージしやすくなっていると思います。
◇ メールアドレスを作れる
メールアドレスの @ の右側もドメインです。
例:info@example.com
この場合、example.com がドメインです。
ドメインがあるとメールは、
・会社・組織としての見た目が整う
・メール運用(部署別・用途別)を作りやすい
といったメリットがあります。
■ 5. ドメインは誰のもの?
◇ ドメインは「早い者勝ちで借りる」イメージ
ドメインは、会社、組織、団体、また個人であっても取得できるものです。
ドメインは現在世の中で使われていない名前を申し込んで使います。先にドメインが使われている場合は取得できません。
なお、土地の所有のように“永久にその人のもの”ではなく、利用料を払いながら使い続けるイメージです。
更新をしないと、
Webサイトが見られない
メールが届かない/送れない
などの問題につながることがあります。
会社・組織で使う場合は、更新管理がとても大切です。
■ 6. まとめ
ドメインとは、インターネット上の住所を分かりやすい名前で表したものです。
コンピューター同士は本来「IPアドレス」で通信しますが、人が覚えやすいようにドメインが使われています。
また、ドメイン名を入力すると、DNS(ドメインネームシステム)がそのドメインに対応するIPアドレスを調べ、目的のコンピューターへ接続できるようにしています。