451 4.7.650 The mail server [IPアドレス] has been temporarily rate limited due to IP reputation.
For e-mail delivery information, see https://aka.ms/postmaster (S775)
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技術情報
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Microsoft宛てで451エラーが多発?
最終更新日:
2026年4月7日マイクロソフトアテデ 451エラーガタハツ?
2026年2月頃から Outlook.com や Hotmail.com など、Microsoft系ドメイン宛てにメールを送信した際、特定の送信元IPアドレスから送信しづらくなる現象が起きています。
その際に見られやすいのが「451」のエラーです。
この記事では、このエラーの概要と確認すべきポイント、Microsoftサポートへの依頼手順、またMicrosoftから規制なしと回答された場合の対応までを整理します。
※本記事の内容は「2026年4月7日」時点の事例と、公開されているMicrosoft公式情報をもとに整理したものです。
目次
■ 1. 現象(エラー内容)
◇ 451エラーが多発し、送信できなくなる
以下のエラーが多発し、該当の送信元IPアドレスからMicrosoft系ドメインへメールを送信しづらくなることがあります。
このメッセージは、送信元IPアドレスのレピュテーション(評価)が理由で、送信が制限されていることを示します。
SMTPのエラーコードは 451(4xx) のため一時的エラーですが、実際には同じエラーが継続的に発生し、配信に大きく影響する場合があります。
■ 2. 対象宛先
◇ Outlook / Hotmail系ドメインで発生
主に、以下のMicrosoft系ドメイン宛ての配信で発生します。
■ 3. エラーの概要
◇ 送信元IPアドレスのレート制限が継続し、実質的に送信できなくなる状態
Microsoft側の判定により、送信元IPアドレスがレート制限の対象と判断されると、451エラーが返されやすくなります。
SMTPのエラーコードとしては 451(4xx)のため一時的エラーを示していますが、実際には、同じ送信元IPアドレスに対する制限が長期間継続したり、再送しても解消しないことがあります。
その結果、一時的な遅延ではなく、実質的に継続ブロックに近い状態として扱う必要があるケースもあります。
この場合、宛先アドレスやメール本文に明らかな誤りがなくても送信しづらくなるため、送信側では「宛先の問題」ではなく「送信元IPアドレスや送信環境の状態」を確認する必要があります。
◇ 「レート制限」とは
レート制限とは、メールサーバーが短い時間に受け付ける量(受信数・接続数)を一時的に制限する仕組みのことです。
例えるなら、入口が混雑したときに「今は入場できる人数を減らす」ようなイメージです。
メールの世界では、受信側(今回ならMicrosoftなど)が迷惑メール対策やサーバー保護のために、送信側からのアクセスが多すぎる/不審に見えると判断した場合に、一定時間だけ受信数を減らしたり、受信を止めたりします。
レート制限が行われる主な理由:
このように「レート制限」は、受信側がメールを守るために行う一時的な受信量の調整です。
◇ Microsoft側で送信者向けのPostmasterサイトが用意されている
Microsoftの送信者向けにPostmasterサイトが用意されており、Microsoftにメールを送信する上でどのような要件が必要なのかが案内されています。
同様のエラーが継続する場合は、まず送信環境を確認してMicrosoftが求めている要件に則っているか確認し、そのうえで送信者向けサポートへ状況を伝える流れが基本になります。
■ 4. 対応手順(確認とサポート依頼)
◇ 手順1:送信環境を確認する
451エラーは送信元IPアドレスのレピュテーションに関係するため、まずは送信環境に明らかな問題がないかを確認します。
確認する項目は次のとおりです。
◇ 手順2:送信者向けサポートへ調査を依頼する
送信設定に大きな問題が見当たらず、Microsoft系ドメイン宛てで 451エラーが継続している場合は、以下のURLから送信者向けサポートへ調査を依頼します。
https://olcsupport.office.com/
◇ 手順3:入力内容(最低限押さえるポイント)
申請フォームでは、少なくとも次の情報を整理して入力します。
送信先ドメイン: hotmail.com / outlook.com など
発生しているエラーメッセージ:
あわせて整理しておきたい情報:
◇ 手順4:申請後に送信ログを確認する
申請後は、送信ログで次を確認します。
なお、サポート依頼を行っても、配信が必ず改善されるわけではありません。
設定面・配信品質・送信量の見直しも並行して進める必要があります。
◇ 手順5:必要に応じて監視サービスも活用する
Microsoftでは、送信者向けに SNDS(※1) や JMRP(※2) などのサービスも案内しています。
これらを利用すると、送信元IPアドレスのレピュテーションの監視や苦情傾向の把握に役立つ場合があります。
継続的にMicrosoft宛てへ配信する運用であれば、平常時から確認できる状態にしておくと安心です。
(※1) SNDS は、Smart Network Data Services の略で、Microsoftが提供している送信元IPアドレスの評価ツールです。
迷惑メール判定されたメール数の集計など確認することができます。
(※2) JMRP は、Junk Mail Reporting Program の略で、Microsoftが提供している迷惑メールのフィードバックプログラムです。
Outlook.com などのユーザーが「迷惑メール」として報告した情報がフィードバックされます。
■ 5. 注意点(「規制なし」と回答される場合)
◇ 申請後に「規制なし」または問題なしと案内されることがある
申請後、Microsoft側から「現在、規制は確認できない」「こちらでは問題を確認できない」といった趣旨の回答が返る場合があります。
ただし、その時点でも送信ログ上では 451エラーが継続しているケースがあるため、回答だけで完了と判断しないことが重要です。
対応:
回答内容だけでなく、実際のログをもとに状況を判断することが重要です。
その日に実際に出ているエラーメッセージを添えて再連絡すると、状況が伝わりやすくなります。
■ 6. まとめ
Microsoft(Outlook / Hotmail)宛てで「451エラー」が多発する場合、送信元IPアドレスのレピュテーションを理由としたレート制限の可能性があります。
SMTPのエラーコード上は一時的な応答でも、実運用では長期間継続し、結果として特定の送信元IPアドレスから送信しづらい状態が続く場合があります。
この場合は、まず送信設定や送信環境を確認し、そのうえで必要に応じてMicrosoftの送信者向けサポートへ調査を依頼する流れが基本です。
◇ 公式情報(参考URL)
本記事で扱っている「451エラー」や、送信トラブル時の確認・依頼に関するMicrosoft公式ページは以下です。
https://aka.ms/postmaster
https://sendersupport.olc.protection.outlook.com/pm/Troubleshooting.aspx
https://sendersupport.olc.protection.outlook.com/policies.aspx
https://sendersupport.olc.protection.outlook.com/pm/services.aspx
https://olcsupport.office.com/
https://techcommunity.microsoft.com/blog/microsoftdefenderforoffice365blog/strengthening-email-ecosystem-outlook%E2%80%99s-new-requirements-for-high%E2%80%90volume-senders/4399730