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Google社が提供しているメールサービス「Gmail」は、2024年2月1日よりメール送信者に対するガイドラインを変更し、
Gmailアカウントに1日5,000通以上のメールを送信する送信者に対しての規制を強化しました。
詳細につきましては、Google社提供のGmail「メール送信者のガイドライン」をご参照ください。
▽Gmail「メール送信者のガイドライン」
https://support.google.com/mail/answer/81126
超高速メール配信エンジン「SENDMAGIC」は、2000年に本格的な純国産商用電子メール配信エンジンとして世界に
先駆けて開発され、以降20年以上にわたって数々の先進的な機能を追加搭載してまいりました。今回、Gmailが要件と
して指定するDKIM認証、TLS接続なども2015年には機能搭載しており、すでに10年近くの運用ノウハウが積み重なっております。
以下、Gmailガイドラインに対応しているSENDMAGICの機能及びサポート内容をご紹介いたします。
■DKIM認証(2015年に機能搭載)
DKIM(Domainkeys Identified Mail)とは、電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。
メール送信側が秘密鍵で作成した署名情報をメールヘッダに記述(DKIM-Signatureヘッダの付与)して配信を行い、
メール受信側で送信側のDNSに公開されている公開鍵を利用して署名を検証し、送信者の正当性を確認します。
この技術を利用することで、「正当な送信者から送信された、改竄されていないメール」であることを証明することが
できます。
SENDMAGICでは、DKIM-Signatureヘッダを付与してメールを送信することが可能です。
■メール送信時のTLS接続(2016年に機能搭載)
TLS(Transport Layer Security)とは、インターネット上の通信経路を暗号化するためのプロトコル(通信規約)です。
メール送受信の通信にTLSを利用することで、通信時に第三者がデータを解読できないようにセキュリティを強化させる
ことが可能です。
SENDMAGICでは、TLSを利用した機能である『STARTTLS暗号化機能』によって、メール送受信の通信経路の暗号化を
行います。
■SPF認証
SPF(Sender Policy Framework)とは、送信元IPアドレスを用いて送信元ドメインが偽装されていないかを確認し、
正規のメールサーバから送信されていることを証明することができる送信者認証技術です。
メール送信時に使用している「エンベロープFromアドレスドメイン」及び「ヘッダFromアドレスドメイン」に、
SPFレコードの設定が必要です。
SENDMAGICでは、SPFレコードの設定内容についてガイドサポートいたします。
■送信IPアドレスの逆引き設定
メール送信における“逆引き”とは、正当な送信元からのメールかどうかを確かめるために、メール受信サーバが
DNSに送信元のIPアドレスからホスト名を問い合わせることを指します。
送信元の正当性を表明するため、有効な逆引きDNSレコード(PTRレコード)の設定が必要です。
SENDMAGICでは、送信IPアドレスの逆引き設定内容についてガイドサポートいたします。
■DMARC
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)とは、SPFやDKIMを利用した
メールの送信者認証を補強する認証技術です。
SPFやDKIMでは、認証に失敗したメールの取り扱い方法は受信側に委ねられており、送信側で指定することが
できません。そのため、メール送信側でSPFまたはDKIMの認証に失敗したメールの取り扱い方法を指定することが
可能である“DMARC”の導入も必要となります。
SENDMAGICでは、DMARCレコードの設定内容についてガイドサポートいたします。
また、上記の送信者認証技術のほかに、次の2つの項目もGmailの「メール送信者のガイドライン」の要件事項と
なります。対策をご検討ください。
・ワンクリック登録解除(List-Unsubscribeヘッダの付与)
・迷惑メール報告率を0.3%未満に抑える
Gmailの送信者ガイドライン対策として、SENDMAGICを導入いただいている事例も多数ございます。
超高速メール配信エンジン「SENDMAGIC」について気になる点がございましたら、以下のリンクから
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