メール配信システムの導入を検討する際、近年はクラウド型のサービス(SaaS)を候補に挙げる企業が多いのではないでしょうか。 しかし、メールの配信規模によっては、クラウド型よりもオンプレミス型のメール配信システムが要件に適しているケースもあります。 オンプレミス型のシステムは「導入が大変そう」「運用負荷が高そう」といった印象を持たれがちですが、運用条件によってはクラウドサービスにはない意外なメリットを得られることもあるのです。 本記事では、オンプレミス型メール配信システムの基本や、導入するメリット・デメリットについてご紹介します。目次1. オンプレミス型メール配信システムとは2. オンプレミス型メール配信システムのメリット3. オンプレミス型メール配信システムのデメリット4. メール配信エンジン「SENDMAGIC」のオンプレミスプラン5. まとめ1.オンプレミス型メール配信システムとはオンプレミス型メール配信システムとは、自社所有のサーバー環境にソフトウェアをインストールして利用するシステムのことです。 クラウド型のサービス(SaaS)のようにサービス提供元のクラウド環境上で利用するのではなく、ユーザー自身が管理する環境でシステムを運用する点が大きな特徴です。 オンプレミス型メール配信システムは自社の要件に合わせて構築・運用することができるため、既存の社内システムや運用ルールに合わせやすく、柔軟な設計がしやすいという特徴もあります。2.オンプレミス型メール配信システムのメリットオンプレミス型メール配信システムには、クラウドサービスにはない、意外なメリットがいくつか存在しています。◇自社固有のセキュリティ要件に対応しやすいオンプレミス型メール配信システムの大きな魅力のひとつが、自社固有のセキュリティ要件に対応しやすいことです。 IPアドレスやエラーログ等のシステム関連の情報や配信先リスト等の自社固有のデータを自社環境で管理できるため、社内規程や業界特有のセキュリティ要件に合わせた構成を取りやすくなります。 特に、個人情報や機密性の高い情報を扱う企業では、「データをどこで管理するか」がシステム導入時の重要な判断材料になります。 その点で、オンプレミス型のシステムは安心感のある選択肢となります。◇カスタマイズ性が高いオンプレミス型メール配信システムは、自社の既存システムに合わせたカスタマイズがしやすいことも魅力のひとつです。 オンプレミス型の場合、新たにシステムを導入することになっても自社環境での利用のため、既存システムに合わせた柔軟な構成を構築しやすく、業務との親和性を高めやすくなります。 メール配信システムを単独で使うのではなく、基幹システムや顧客管理システムと連携して使用したいケースでも相性の良い形態です。◇メール配信環境を自社で管理できるため、安定的なメール配信が可能オンプレミス型のメール配信システムは、送信IPアドレスを含むメール配信環境を自社で管理することができるため、複数のユーザーが共有のクラウド環境を使用するクラウドサービスと違い、他社のメール配信の配信影響を受けない運用が可能です。 例えば他社と共有のメール配信環境を利用している場合、他社のメール配信で利用されていたIPアドレスがブラックリスト入りされてしまうと、自社のメール配信もその影響を受けてしまう可能性がありますが、自社でメール配信環境を管理することで、そうした外部要因に左右されないメール配信運用が可能になります。3.オンプレミス型メール配信システムのデメリットオンプレミス型のメール配信システムには様々なメリットがありますが、導入にあたって注意すべき点もあります。 特に、導入時の構築作業やシステム等の運用に必要な体制面は事前に確認しておく必要があります。◇導入・運用のハードルが高く見えやすいオンプレミス型のシステムは、どうしても「難しそう」「面倒そう」「導入や運用のハードルが高そう」といったマイナスな印象を持たれやすい傾向があります。 実際、サーバーの構築や設定、日々の運用管理等を行う必要があるため、導入・運用の負担が大きくなることがあります。 そのため、導入や運用には、自社内にサーバーやシステム構築に関する専門知識を持つ担当者が必要となります。 こうした体制を社内で整えることが難しい場合は、導入支援や運用サポートが充実したベンダーを選ぶことが重要です。◇システム等の構築や導入までに時間がかかる場合があるオンプレミス型メール配信システムは、自社の要件に合わせてシステム等の構築を行うため、導入から運用開始までに時間がかかることがあります。 そのため、短期間での立ち上げを重視する場合は、導入スピードや構築にかかる工数を踏まえ、オンプレミス型とクラウド型のどちらが自社に適しているか比較検討することが必要となります。 しかし一方で、長期運用を前提とする場合には、初期構築に時間をかけることで、自社要件に合った安定したメール配信環境を整えやすいという見方もできます。◇オープンソースのMTA活用時は運用負荷に注意オンプレミス型メール配信システムは、製品やパッケージを導入する方法だけでなく、PostfixなどのオープンソースのMTA(メール転送エージェント)を活用して構築するケースもあります。 オープンソースのMTAは導入しやすくコストを抑えられる一方で、問題発生時に自社で調査・対応しなければならないケースが少なくありません。 そのため、社内に十分な知識や運用体制がない場合は、サポート体制が整っている製品やサービスでの導入検討も重要となります。4.メール配信エンジン「SENDMAGIC」のオンプレミスプランオンプレミス型メール配信システムを導入する際に重要となるのが「どのMTAを採用するか」です。 メールの到達率や配信速度、さらには運用負荷やトラブル対応力は、選定するMTAによって大きく左右されます。 当社製品であるメール配信エンジン「SENDMAGIC」は、オンプレミス環境においてMTAとして導入することで、高速かつ安定したメール配信を実現できます。 そんなSENDMAGICのオンプレミスプランならではの特徴をご紹介します。◇導入から運用まで幅広くサポートSENDMAGICはオンプレミス型での導入実績が豊富で、導入時だけでなく運用段階まで幅広くサポートしています。 メール配信やメールサーバーに関する豊富な知識を持つ専任スタッフによるサポートを提供していますので、専門的な相談にも対応しやすい体制が整っています。 運用上の不安がある場合でも、実績豊富な相談先があることは大きな安心材料のひとつです。◇メールの配信要件によっては費用が抑えられるメールを大量に送る等の配信要件によっては、クラウドプランよりもオンプレミスプランのほうがコストを抑えられるケースがあります。 SENDMAGICのオンプレミスプランは、メールの配信通数などによる料金変動がない定額料金体系のため、年間の予算計画を立てやすいという点も大きな特徴です。 オンプレミス型での導入でも、実は配信要件によっては費用面での導入ハードルを下げることができます。◇導入ハードルを下げやすいオンプレミスと聞くと、物理サーバーを自社で持つイメージを持たれることが多いかと思いますが、SENDMAGICのオンプレミスプランは、AWSなどのクラウドサーバー上で利用することも可能です。 これにより、SENDMAGICのインストール先となるサーバーの選択肢が広がり、導入ハードルを下げやすくなります。 自社の要件に合った形で配信環境を選定しやすい点も、SENDMAGICオンプレミスプランの特徴のひとつです。SENDMAGICの利用可能環境についての詳細は、オンプレミスプランページ、または当社までお問い合わせください。▼オンプレミスプランページ https://sendmagic.jp/introduction/onpremis/▼お問い合わせページ https://sendmagic.jp/contact-us-sendmagic/5.まとめオンプレミス型メール配信システムは、クラウド型のサービス(SaaS)に比べて運用・導入ハードルが高いと思われがちです。 しかし、実際には・セキュリティ要件への対応のしやすさ・柔軟なカスタマイズ性・他社の影響を受けにくい安定したメール配信といった点で大きなメリットを持つ場合があります。 特に、大量配信を行う企業、大切なメールを安定して届けたい企業、厳しいセキュリティ要件に対応したい企業にとって、オンプレミス型での導入は有力な選択肢です。メール配信エンジン「SENDMAGIC」のオンプレミスプランは、こうしたオンプレミス型のメリットを活かしながら、導入から運用までサポートを受けやすい環境を整えられます。 メール配信システムの導入を検討する際は、クラウド型だけでなくオンプレミス型も比較し、自社に最適な運用方式を見極めることが重要です。
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メール配信システムをオンプレミス型で
導入する意外なメリットとは?
メール配信システムの導入を検討する際、近年はクラウド型のサービス(SaaS)を候補に挙げる企業が多いのではないでしょうか。
しかし、メールの配信規模によっては、クラウド型よりもオンプレミス型のメール配信システムが要件に適しているケースもあります。
オンプレミス型のシステムは「導入が大変そう」「運用負荷が高そう」といった印象を持たれがちですが、運用条件によってはクラウドサービスにはない意外なメリットを得られることもあるのです。
本記事では、オンプレミス型メール配信システムの基本や、導入するメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
メリット
デメリット
オンプレミスプラン
1.オンプレミス型メール配信システムとは
オンプレミス型メール配信システムとは、自社所有のサーバー環境にソフトウェアをインストールして利用するシステムのことです。
クラウド型のサービス(SaaS)のようにサービス提供元のクラウド環境上で利用するのではなく、ユーザー自身が管理する環境でシステムを運用する点が大きな特徴です。
オンプレミス型メール配信システムは自社の要件に合わせて構築・運用することができるため、既存の社内システムや運用ルールに合わせやすく、柔軟な設計がしやすいという特徴もあります。
2.オンプレミス型メール配信システムのメリット
オンプレミス型メール配信システムには、クラウドサービスにはない、意外なメリットがいくつか存在しています。
◇自社固有のセキュリティ要件に対応しやすい
オンプレミス型メール配信システムの大きな魅力のひとつが、自社固有のセキュリティ要件に対応しやすいことです。
IPアドレスやエラーログ等のシステム関連の情報や配信先リスト等の自社固有のデータを自社環境で管理できるため、社内規程や業界特有のセキュリティ要件に合わせた構成を取りやすくなります。
特に、個人情報や機密性の高い情報を扱う企業では、「データをどこで管理するか」がシステム導入時の重要な判断材料になります。
その点で、オンプレミス型のシステムは安心感のある選択肢となります。
◇カスタマイズ性が高い
オンプレミス型メール配信システムは、自社の既存システムに合わせたカスタマイズがしやすいことも魅力のひとつです。
オンプレミス型の場合、新たにシステムを導入することになっても自社環境での利用のため、既存システムに合わせた柔軟な構成を構築しやすく、業務との親和性を高めやすくなります。
メール配信システムを単独で使うのではなく、基幹システムや顧客管理システムと連携して使用したいケースでも相性の良い形態です。
◇メール配信環境を自社で管理できるため、安定的なメール配信が可能
オンプレミス型のメール配信システムは、送信IPアドレスを含むメール配信環境を自社で管理することができるため、複数のユーザーが共有のクラウド環境を使用するクラウドサービスと違い、他社のメール配信の配信影響を受けない運用が可能です。
例えば他社と共有のメール配信環境を利用している場合、他社のメール配信で利用されていたIPアドレスがブラックリスト入りされてしまうと、自社のメール配信もその影響を受けてしまう可能性がありますが、自社でメール配信環境を管理することで、そうした外部要因に左右されないメール配信運用が可能になります。
3.オンプレミス型メール配信システムのデメリット
オンプレミス型のメール配信システムには様々なメリットがありますが、導入にあたって注意すべき点もあります。
特に、導入時の構築作業やシステム等の運用に必要な体制面は事前に確認しておく必要があります。
◇導入・運用のハードルが高く見えやすい
オンプレミス型のシステムは、どうしても「難しそう」「面倒そう」「導入や運用のハードルが高そう」といったマイナスな印象を持たれやすい傾向があります。
実際、サーバーの構築や設定、日々の運用管理等を行う必要があるため、導入・運用の負担が大きくなることがあります。
そのため、導入や運用には、自社内にサーバーやシステム構築に関する専門知識を持つ担当者が必要となります。
こうした体制を社内で整えることが難しい場合は、導入支援や運用サポートが充実したベンダーを選ぶことが重要です。
◇システム等の構築や導入までに時間がかかる場合がある
オンプレミス型メール配信システムは、自社の要件に合わせてシステム等の構築を行うため、導入から運用開始までに時間がかかることがあります。
そのため、短期間での立ち上げを重視する場合は、導入スピードや構築にかかる工数を踏まえ、オンプレミス型とクラウド型のどちらが自社に適しているか比較検討することが必要となります。
しかし一方で、長期運用を前提とする場合には、初期構築に時間をかけることで、自社要件に合った安定したメール配信環境を整えやすいという見方もできます。
◇オープンソースのMTA活用時は運用負荷に注意
オンプレミス型メール配信システムは、製品やパッケージを導入する方法だけでなく、PostfixなどのオープンソースのMTA(メール転送エージェント)を活用して構築するケースもあります。
オープンソースのMTAは導入しやすくコストを抑えられる一方で、問題発生時に自社で調査・対応しなければならないケースが少なくありません。
そのため、社内に十分な知識や運用体制がない場合は、サポート体制が整っている製品やサービスでの導入検討も重要となります。
4.メール配信エンジン「SENDMAGIC」のオンプレミスプラン
オンプレミス型メール配信システムを導入する際に重要となるのが「どのMTAを採用するか」です。
メールの到達率や配信速度、さらには運用負荷やトラブル対応力は、選定するMTAによって大きく左右されます。
当社製品であるメール配信エンジン「SENDMAGIC」は、オンプレミス環境においてMTAとして導入することで、高速かつ安定したメール配信を実現できます。
そんなSENDMAGICのオンプレミスプランならではの特徴をご紹介します。
◇導入から運用まで幅広くサポート
SENDMAGICはオンプレミス型での導入実績が豊富で、導入時だけでなく運用段階まで幅広くサポートしています。
メール配信やメールサーバーに関する豊富な知識を持つ専任スタッフによるサポートを提供していますので、専門的な相談にも対応しやすい体制が整っています。
運用上の不安がある場合でも、実績豊富な相談先があることは大きな安心材料のひとつです。
◇メールの配信要件によっては費用が抑えられる
メールを大量に送る等の配信要件によっては、クラウドプランよりもオンプレミスプランのほうがコストを抑えられるケースがあります。
SENDMAGICのオンプレミスプランは、メールの配信通数などによる料金変動がない定額料金体系のため、年間の予算計画を立てやすいという点も大きな特徴です。
オンプレミス型での導入でも、実は配信要件によっては費用面での導入ハードルを下げることができます。
◇導入ハードルを下げやすい
オンプレミスと聞くと、物理サーバーを自社で持つイメージを持たれることが多いかと思いますが、SENDMAGICのオンプレミスプランは、AWSなどのクラウドサーバー上で利用することも可能です。
これにより、SENDMAGICのインストール先となるサーバーの選択肢が広がり、導入ハードルを下げやすくなります。
自社の要件に合った形で配信環境を選定しやすい点も、SENDMAGICオンプレミスプランの特徴のひとつです。
SENDMAGICの利用可能環境についての詳細は、オンプレミスプランページ、または当社までお問い合わせください。
▼オンプレミスプランページ
https://sendmagic.jp/introduction/onpremis/
▼お問い合わせページ
https://sendmagic.jp/contact-us-sendmagic/
5.まとめ
オンプレミス型メール配信システムは、クラウド型のサービス(SaaS)に比べて運用・導入ハードルが高いと思われがちです。
しかし、実際には
といった点で大きなメリットを持つ場合があります。
特に、大量配信を行う企業、大切なメールを安定して届けたい企業、厳しいセキュリティ要件に対応したい企業にとって、オンプレミス型での導入は有力な選択肢です。
メール配信エンジン「SENDMAGIC」のオンプレミスプランは、こうしたオンプレミス型のメリットを活かしながら、導入から運用までサポートを受けやすい環境を整えられます。
メール配信システムの導入を検討する際は、クラウド型だけでなくオンプレミス型も比較し、自社に最適な運用方式を見極めることが重要です。